本物のオリーブオイル フィンカ ラ トーレ
おはようございます。
食空間プロデューサーの松永寛子です。
皆さん、日々生き生きと生活するために毎日の食事に気をつけていらっしゃることと思います。今後も医者いらずの家族でいられるよう、安全な食材を探し、身体にどのように作用するのかを考えて毎日、料理をしますね。
そんな中、こんな本が今年の始めに出版されました。
スーパーやデパートで売られているオリーブオイルのほとんどが偽物だというので、驚きとショックを受けました。昨年暮れに、エクストラバージンオリーブオイルの、オリーブの生産量をはるかに超えるエクストラバージンオリーブオイルが販売されている事が、ニュースになりましたが、この本からとんでもない偽物を身体によいから、と信じてわざわざデパートで高価な物を購入していたとわかり、怒りすら覚えました。
特に、私のブログを読んでくださる方や、レッスンに通われている方は食事にはこだわりをお持ちの方が多いので、真実を知ってもらいたい、と同時に本物を本物がわかる方に選んでもらいたい、との想いから、お店で取り扱いできるよう、自分でテイスティングを重ねてきました。
その中のひとつですが、酸度が0.1%と極めて低い高品質。特に2015〜2016年の出来が素晴らしいもの。
フィンカ ラ トーレ
ボトルデザインが新しくこんな形になりました。古いものもネットで販売されていますのでご注意くださいね。
さらにテイスティングは続けますが、こちらもとてもよかったので検討中です。
夏バテ予防に【梅干し】 梅干しの栄養について
こんにちは。
食空間プロデューサーの松永寛子です。
今日は
「梅の栄養と効果について」
梅雨や夏場になると、ご飯が腐らないようにとお弁当に梅干しを入れたことありませんか?梅には殺菌・抗菌効果があると、みんななんとなく知っていますよね。
風邪をひいたり、お腹を壊したときには梅粥を食べたり、疲れがたまったときに梅干しを口に放り込んだり。梅干しは体にいいと、昔から信じられてきました。
健康面だけでなく美容効果も!女性にもうれしい効果がたくさんある梅パワーについて紹介します。
梅は、クエン酸をはじめとする有機酸や、ミネラルが豊富!それだけでも、体によい作用がいっぱいなのですが、梅が研究されていく中で注目されている成分があります。
1、梅リグナン
「リグナン」は植物ポリフェノールの一種です。
リグナン類には、抗腫瘍活性・抗酸化活性・抗肥満活性など様々な機能性が報告されており、ヒト健康に有効な成分として注目されています。
このリグナン類は、梅にも多種含まれており、それらを総称して梅リグナンと呼んでいます。
ゴマに含まれるセサミンなどもリグナンの一種ですが、梅にも抗酸化作用、インフルエンザウイルス抑制、癌予防などの働きをするリグナンが含まれています。
お弁当に入れると食中毒予防に!
夏場のお弁当は傷んでしまわないかと気になりますよね。そんな時にはやっぱり梅干しです!
梅干しにたっぷり含まれるクエン酸には、大腸菌やO-157、サルモネラ菌など多くの食中毒菌の増殖を抑える働きがあります。
ただ、梅干しに触れている部分にしか強い抗菌・殺菌力はないとも言われているので、白ご飯の真ん中に梅干しをひとつポンッと置くのではなく、梅干し混ぜご飯にするのがおすすめです。
クエン酸は弱った胃の中に増殖しようとする食中毒菌を殺菌する働きもあるので、お弁当に入れて食べることで食中毒予防としての働きもあり。夏場のお弁当にはぜひ。
クエン酸の疲労回復効果
梅にはクエン酸が豊富に含まれています。クエン酸といえば、疲労回復効果!疲れの原因となる乳酸を抑える働きがあります。
梅雨のだるさ、夏の暑さでただでさえ疲れやすいこの季節、梅のパワーで疲れを吹き飛ばして、いつもシャキッと美しくありたいですね。
骨粗しょう症予防
女性は年齢とともに骨粗しょう症に気をつける必要が出てきますが、クエン酸には、水に溶けにくいカルシウムを水溶性に変化させて、腸管からの吸収率をアップさせるという働きがあります。
カルシウムを摂るときは梅干しなどを一緒に食べるようにし、骨の老化を防ぎましょう。
太りにくい体づくりに
クエン酸が豊富な梅干しを食べることにより、糖の代謝を促進!エネルギーに無駄なく変換し、脂肪をためにくくします。血糖値の上昇も抑えられるため、梅干しを食べながらゆっくりと食事することは、太りにくい体を作ることにつながります。
口臭予防
クエン酸には、唾液の分泌を促す効果がありますが、梅干しによって分泌される唾液の質はサラサラで、食べかすや細菌を洗い流して口内を清潔にする作用があります。
口臭の主な原因である、お口の中の細菌や虫歯、歯周病、口の乾燥などを、サラサラの唾液が解消してくれます。
老化防止
梅を摂取することにより、以下のような老化防止効果が期待できます。
- 梅リグナンによる、細胞や組織の酸化防止・抑制作用
- 大量の唾液が出る→唾液中の若返りホルモン「パロチン」による細胞活性化、
唾液中のカタラーゼによる活性酸素の発生抑制効果 - クエン酸による新陳代謝促進
また、有機酸により胃液の分泌が促進されたり、腸のぜん動運動が適度に活発化されることで、胃腸が健康に。便秘の解消にもつながり、美肌効果も期待できます。
PMS(月経前症候群)軽減にも
梅には鎮痛作用があるという言い伝えがありますが、医学的にも、梅干しの香り成分ベンズアルデヒドに、痛みを鎮静・軽減する効果があるのだそう。言い伝えでは頭痛の際に梅肉をこめかみに貼りつけたりするようですが、香りを嗅ぐだけでも効果が得られるそうです。
酸っぱさの元はクエン酸をはじめとする有機酸。調味梅干しは調味液につける前に梅干しを水に浸けて減塩しますが、この時に大切な有機酸まで損なわれてしまいます。
調味梅干しの中には、そのマイナスを人工的に酸や添加物を加えることで補おうとするものもあるようですが、せっかく自然からの恵みとして体によい成分があるのですから、それをそのまま頂きたいものです。
酸っぱいからこその梅の効果で、身も心もキュッと引き締め、健康美人を目指してみてください!
2016年の梅干しつくりは終了しました。
2017年の梅干し教室のご予約を受け付けます。梅漬けは7月初め頃ですが、良質な南高梅を手配するため5月にはお申し込みを締め切ります。詳細はこちらをご覧ください。
グルテンフリーダイエットには科学的根拠なし
こんにちは。食と空間のスクール Table salon の松永寛子です。
ずっと前から気になっていた『グルテンフリー』について書かれた医学博士の記事がありましたのでリンクします。興味のある方は読んでみてくださいね。
グルテンは小麦やお麩に含まれていますが、このグルテンは中毒性があるから危険・・・などと書かれた本やグルテンを除去するだけで健康になる・・・などという方もいらして、いくら探しても科学的な根拠が見つからず、ずっと困惑しておりました。
お料理は科学♥
科学的根拠とは、グルテンとはこういうものでこれを摂取すると何と結びついて何となり、体にどのように作用するのか・・・といったこと。様々な食品について、テレビやネットだけの情報に惑わされないように、実際にそういった論文が存在するかなどを調べるのですが、何も出てこない、情報だけが独り歩きしている、といったこともあるので注意が必要ですね。
アメリカではこの『グルテンフリー食品』が販売されていてオーガニックを好むセレブが購入しているとか、日本にも少しずつ入ってきてはいるものの『いったい何が悪くて、何にいいのか・・・』実際のところはよくわからず。
この方のお話では特定の病気『セリアック病』の患者や小麦アレルギーを持っている方にはグルテン除去食は効果が期待できるということで、決してこれで健康になるとかダイエットにつながるというような裏付けは何もないそうです。
小麦大好き人間としては、大変ホッ===っとしました。
パン教室の生徒さま、またおいしいパン作りしていきましょうね!!
リンパの流れをよくする食べ物・悪くするもの
こんにちは。
食空間プロデューサーの松永寛子です。
リンパマッサージなどでリンパの流れをよくする、なんていう言葉をよく聞きますね。
リンパの流れをよくする、積極的に取りたい食材をまとめてみました。
積極的に摂りたい食べ物
豆類
特に大豆に含まれるたんぱく質やカルシウムは流れをよくするのに効果的だそうです。発酵食品の納豆も手軽で血液の流れもよくし、腸内環境も良くしてくれそうです。
水
水分をこまめに摂る。朝起きたときにコップ1杯の水を摂る、などがよいとされています。
流れをよくして、老廃物を体外へ排出するためには水が必要です。
生姜
ただし、加熱して摂らないと、体を冷やしてかえって逆効果となってしまいます。
あまりよくないとされている食べ物
アルコール
アルコールは身体を脱水の状態にしてしまうのであまりよくありません。
コーヒーなどのカフェイン
カフェインを多く摂りすぎるのも良くないそうです。
また、自分でリンパマッサージを行うのも良いらしいです。
私も、月に1~2回通っているリンパマッサージですが、忙しくしていたので数か月行けず、疲れが溜まっているのを感じています。こんな時は、お仕事もいつものようにはかどらないものです。
夫には『歳だからしょうがないよ~~~』なんて言われていますが、やはり身体のケアや食事に気を付けるだけで毎日ちゃんと身体はパフォーマンスを上げてくれるものです。
いつまでも、新しいことにチャレンジできるように身体づくりも心掛けていきたいですね。
明日は、お仕事はお休み。
次の日のおもてなし料理教室の買い出しや準備を済ませて、久々にリンパマッサージを受けに行っていく予定。
すっきり(見た目じゃありませんよ。)した姿でまた、おもてなし料理教室でお会いしましょう♡
梅雨入り前の常備菜作り
おはようございます。
食空間プロデューサーの松永寛子です。
昨日の休みの朝はこんなものを作っていました。
少し残っていた切り干し大根に人参やひじき、昆布(だしに使ったものを刻んで)、しらすを入れて・・・。
松永家の万能だし醤油。これ、売りだしちゃおうかと思うほど美味しい♡
週に一度のお休みの朝は、朝食、お弁当作りがひと段落し、コンロが空いたところで
- だしを取る
- だし醤油を作る
- 常備菜を作る
- 時間のかかる煮物をする
- 飴色玉ねぎを作る
- 野菜スープを作る
など、本当は毎日使うときにすればよいのだけれど仕事で帰りの遅い私にはなかなかできないおいしさのもと。休みの日の朝に集中的に、洗濯機を回している間、お掃除している間にできるので、いつの間にかこのスタイルが定着しています。
梅雨入り前のこの季節は特に【常備菜を作る】を意識しています。
乾物類は梅雨の季節にはどうしても湿気やすくなり、夏を越えてしまった粉類や乾物はあまり状態がよくありません!使い切れずに残ってしまっている乾物を片付ける良いタイミングなのです。
皆様も、ストックを確認して夏までに使い切れるように献立を考えてみてくださいね。
エキスやうま味調味料の危険性
おはようございます。
食空間プロデューサーの松永寛子です。
加工食品や便利なレトルト食品などの含まれる『○○エキス』や『アミノ酸』『グルタミン酸ナトリウム』など。
そもそも『ビーフエキス』ってなんでしょう??その名前から『牛肉を旨みを濃縮させたもの!?』と思ってしまいますが・・・。
これらは強く旨みを感じるため、摂取しているうちにいつのまにか違和感を感じなくなり、食材本来の持っている旨みを感じることができなくなります。味覚障害の原因ともなります。
特にお子様には注意してあげたいですね。
また、頭痛の引き金となることもあるそうです。
こちらに一つのニュース記事がありますので、気になる方はどうぞ。
病気と診断されたわけではないけれど、なんとなくの体の不調・・・。
もしかするとあなたのの毎日食べている食品のせいかもしれません。
チョコレートの健康効果 4つの成分
こんにちは。
食空間プロデューサーの松永寛子です。
今日はバレンタインですね。
魅惑の食べ物 チョコレートにはどのような健康効果があるのかみてみましょう。
チョコレートの成分・栄養
ポリフェノール
チョコレートの原料である『カカオ』にはポリフェノールがたっぷり含まれています。このポリフェノールにはがんや動脈硬化などの原因とされる活性酸素をポリフェノールは除去する働きがある知われています。
テオブロミン
大脳を刺激して集中力や思考力を高め、やる気を出したり、自律神経を調整する作用があるといわれています。
食物繊維
そうは見えませんが、チョコレートの原料である『カカオ豆』の15~20%は食物繊維でできています。板チョコ一枚に約2gの食物繊維が含まれており、肥満防止や大腸がん予防に効果的です。
ビタミン・ミネラル類
脳の代謝に必要な栄養素のビタミンE・ナイアシンなどのビタミン類、カルシウム・マグネシウム・亜鉛・リンなどのミネラルも豊富に含む、栄養バランスの取れた食品です。カテキンやアントシアニンもボケ防止に効果的です。
このようにチョコレートには身体に良い成分がたっぷりと含まれています。ただ、糖分も気になりますので食べ過ぎないように気を付けましょう。
脱添加物!日本の『安全』は世界の『危険』かもしれない
こんにちは。
食空間プロデューサーの松永寛子です。
毎日の食事作りやお弁当作り、決して楽ではありません。何かしらして自分なりに楽しめるようにしてもう20年以上、
毎日、毎日やってきたことです。
実は、お店をオープンさせた一時は、毎日朝4時から夜は深夜2時まで仕事をして(まったく休憩はとれず)も終わらず、
夫からも『いいよ、お弁当のような宅配か何か頼んだら?』という言葉も出るほど。
帰ると靴を履いたまま、玄関で寝ていたり・・・。入浴していたら、寝ていて携帯電話が湯船で泳いでいたり・・・。
忙しくても、自分で作ったものを食べたいし食べさせたい。
その気持ちは変わらず。
いまでは、食事作りもだいぶ鍛えられて、15分のお弁当作り、帰宅してから夕食まで15分もあり。
15分クッキングの本でも出版しようかと思うくらい(笑)
忙しくても自分の目で選んだものを食べさせたい。
その根っこにあるのは、この添加物の問題や栄養の問題なのです。
私は科学者ではありませんので本で読んだりした知識しかありませんが、それだけでもやはり口にする食べ物はシンプルなほうが良いと思います。
今日は、気になる記事がありましたのでご紹介させていただきます。
東洋経済新聞から
日本の『安全』は世界の『危険』かもしれない
上記リンク先が書いているそばから消されてしまったようです。
別ブログに一部コピーを置いておきますのでご興味のある方はお読みくださいませ。
2016.2.11記事です。